山本文雄

北陸新幹線の取組みについての質問に答えます

Q:新幹線建設には地元負担があり、地方自治体の財政悪化の折、地元負担してまでも必要ないのではないか、又我々が東京方面に行くにしても少々時間がかかる位我慢出来るのではないか。

A:私達の便利さを求めるよりは、むしろ人口の圧倒的多数を占める関東方面をはじめ日本中の方々 に、少しでも気易く、短時間で福井県に数多くの方々に訪れていただき 、観 光にビ ジ ネス(経済活動)など、福井県の活性化と発展には不可欠の高速交通体系の整備は、重要と思います。

Q:それでは地元負担をしてもどれ位のメリットがあるのか知りたい。

A:新幹線効果は色々な見方はありますが、既に開業している各地の実体は、平成9年開業した(長野オリンピックに合わせて建設した)長野新幹線(北陸新幹線の群馬県高 崎ー長野まで)は新幹線利用に依り、長野への入込人数は今日でも以前の1.5倍に増 加1,350億円の経済波及効果があり、東北新幹線の(東京から青森県八戸)八戸開業(平成14年)では以前の1.6倍であり経済波及効果は390億円です。又鹿児島新幹線 (熊本県新八代から鹿児島市まで)では入込客数2.5倍となって居ります。
従って経済波及効果などを考えても、北陸新幹線の金沢まで開業が平成26年となって居り、福井開業が出来なかった場合(福井までの着工は民主党政権になって白紙にされた。自民党政権は平成21年春には政府与党が福井まで認可する事に合意されていた)、福井県と石川県との経済格差が心配されます。又平成30年には2巡目の福井国体が開催される事から福井県の地位をさらに高める必要があります。くわしくは山本文雄後援会事務所(空港前)にて随時開催して居ります県政報告会 にご参加下さい。



« 前のページ - 1 / 1 - 次のページ »

ページのトップへ戻る